MINT JAMS

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日本のフュージョン界を代表する、カシオペアの初期作品。
フュージョンというジャンルに馴染みが薄くても、バンド名だけなら訊いたことがあるという方も多いのでは?
(もっとも、10代で知ってるとかいうのはかなりの少数派になってしまうんだろうけど)
数多くの作品をリリースしている中でも、「どれか1枚選べ」と言われたら間違いなくこのアルバムを挙げる。
それほどファンの間でもかなりの高評価を得ており、時代を超えた名盤ということは確かでしょう。
ライブでの一発録りをベースにし、それをスタジオでリミックス。
ライブ独特の緊張感と、スタジオ録りならではの緻密な音が同時に楽しめます。
どれも素晴らしい楽曲ばかりなのですが、個人的には5曲目の「Domino Line」が一押し。
各メンバーのソロが挿入されており、全員が非常に卓越したテクニックを披露しています。
(その中でも、2:38〜から始まる櫻井哲夫氏の日本人離れしたスラップベースは圧巻。ベーシストなら何が何でも絶対聴くべき。)
フュージョンというジャンルを知らない、誤解している人にこそ是非聴いて貰いたい一枚。